染屋親父の独り言



竹炭の家

足利市の山林をキレイにしたいと活動されている『竹炭の家』に方々

完全なボランティア活動で下草が生え、手入れがされていない山林を整備し、のび放題の竹を切り、放置すればメタンガスを発生させて環境に負荷を掛けてしまう恐れがあるので、切った竹で竹炭を焼かれています。

弊社は、この竹炭を使い竹炭染めをおこなっています。

 

 

 

 

 

ヤマキ木炭訪問

 栃木県鹿沼市で、70年以上木炭を専業で作り続けているヤマキ木炭さんを訪ねました。

現在は茶道に使われる木炭や、焼き鳥屋さん等の飲食店で使われる木炭をメインに製造されていて、近年は家庭用も製造しています。

 材料の樹木は、ナラ・クヌギ・カシ・桜等の堅い樹木で、一回の炭焼きに五日間を要する手間の掛かる製法で、石で組まれた窯で炭を焼いています。

 炭焼きで出る煙も水蒸気の煙で、排出温度にも気を配り、森林も枯れることがなく、元気な木々に囲まれている作業場でした。燃え尽きても灰になっても形が崩れない炭、火をつけても煙の出ない炭、ダイヤモンドカッターでカットするほど堅い炭、本物の炭に感動しかなかった。規格にカットするときに出る炭の粉を分けて頂き、サンプルに桜の炭を頂いた。

 

 嘘偽りのない本物を作り出す気高い姿勢に、職人のあるべき姿を教えて頂いた。

 

 

金山松・竹を愛する会

 

群馬県太田市の『金山松・竹を愛する会』の皆さんが金山城址の森を守り、整備して伐採した竹で竹炭を作り、市民に無料配布しています。その炭を使った地産地消の商品開発のお手伝いをしています